CATEGORY:ZETA LAB Mosin Nagant M1891/44

2011年01月29日

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

押収品?と思しきモシン・ナガンを持つ「防弾ブラジャー」で有名なドイツ警察の女性。
ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2
こうしてみると、長いですね~!
でもそこが、平原戦を前提とするこの時代のロマンで美学ですよ♪



★せっかくだからちょっとカスタムしてみる

シリンダーひとつ取り外すにも、ほぼ全分解が必要なモデルなので、※
組上げる前に、やっておけることはしておきたいとかそんな理由。

※一見、構造を見ているとマガジン・トリガーフレームとマガジンを外せば抜き出せそうですが、
 シアーがストックにひっかかるので、抜けないんです。

とりあえず、ボルト・シリンダーをノーマル状態で分解した図

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

ちなみに、シアーによるピストンのロック方式は・・・

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

ぐぐ~~~ときて、

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

ガッチ~~ン!とはまるシンプルなKTW式?。この方式の堅牢で素直なトリガーのキレはけっこう好きです。

※トリガープルは(個人差がありますが)重くないと思います。軽い方かな?


★ピストン研磨

ピストンの他の部分は綺麗に鏡面加工されてますが、スプリングのはまる中央部分だけが加工痕バッチリ。
スプリングとジャリジャリ干渉してるので精神衛生上の理由で研磨しました。

※画像は磨き始めた状態。

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

★チャンバーへの打撃緩和と弾ポロ防止

前回取り付けたクッションは、シリンダー側へBB弾がこぼれ落ちることの防止と、
シリンダー内のピストン打撃によるチャンバー内で保持されるBB弾への衝撃緩和という面もあります。

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2


もともとこのように、隙間は開いていたのでシリンダーヘッドのゴムパーツと同時装着も可能ですが、
接触していないに越したことは無いので、組上げ時にシリンダー側のゴムパーツは外してしまいました。
(接着されているので、シリンダーを分解する度に剥がすのがめんどうって理由もありますw)

※アウターバレルの穴あけ位置がずれているので、この隙間は偶然の産物かもしれません。(個体差?)

※この隙間を無くしてしまえば、こぼれ落ちたBB弾が挟まって弾詰まりになることも無いので埋めても良いかも、

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2


★チャンバーとバレルの気密とか

特に気密が悪いことも無かったんですが、やっぱりせっかくなのでw
定番の水道管用のシールテープです。(チャンバーへの挿入は丁寧に)
インナーバレルの固定は二本のイモネジで固定するので、取り付けの際は要調整。

施工後は気圧をかけても漏れなくなりました。

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2


★スプリングのビビリ音対策

樹脂パーツと違って、金属同士の響きは好きなので施工しなくても良いんですが、せっかくなのでw
定番だと「伸縮性のある包帯を巻く」とか「太いスプリングに換える」なんて感じですが、
今回は自転車の虫ゴム用のチューブを切ってスプリングを通してみました。

ちょうど、真ん中辺りがシリンダー・ピストン両方に振れて響いてるようなので中央部と、
打撃後の衝撃緩和を狙って両端に、
被覆量を増やすと静音効果も上がりますが、コッキングし難く、スプリングの戻りも悪くなります。(初速低下)

・・・まあ、ほどほどにってことで、

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2

※施工後に試射してみると、両端のゴムは千切れかけていたので、結局外してしまいました。(現在は中央だけです)



★改良後のパーツ

※追加加工

・ピストンヘッドには、弾詰まり対策で余ったクッションを打撃音緩和の為に貼り付けました。
・スプリング両端に巻いたゴムチューブはこの後に外してしまいました。
・シリンダーノズルのゴムパーツは取り外しました。

静音化の方ですが。例えていうなら、
「ガッチーー~~ン!」というのが、「バシンッ!」ってところでしょうか、(体感には個人差があるかとw)

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2


★おまけ、失敗とその補修

調整でピストンを出し入れしているときに、ねじ山でピストンOリングを千切ってしまいました。(汗)
(画像中央の左下)

「こんなこともあろうかと」、日頃ストックしておいた水廻りようの補修Oリングで修理。
内径13.8ミリ・厚み2.4ミリです。
製品付属のものより、日本製は少し太く、綺麗に嵌らないので、装着に際して少し削っています。
(シリンダー接触面は削ると気密漏れの可能性があります。)

ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その2



さてさて、そんなこんなで組上げて終わりです。

インナー&アウターバレル関係はタイトで組上げれば理想位置に収まるようには出来ていないので、
何も考えずに組むと若干ずれてしまいます。(国産だってそうですが)
適正な弾道を得るためには、組上げる際にHOP等の各部を調整しながら、
「ネジの緩み止め剤」なんかを併用して固定することを、いちおうお勧めします。ヾ(´▽`;)ゝ

(ちなみに、ウチのは精度的に酷い方なので他の個体はもっとマシかと~。)

なんか、長期連載になっちゃいましたが、ちょっとは参考になりましたでしょうか?

次回、実射レビューと試射結果でラスト!寒いが屋外でがんばってみる。






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Posted by KKDD  at 13:12 │Comments(0)ZETA LAB Mosin Nagant M1891/44

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