CATEGORY:トイガンアレコレ

2010年08月08日

新し過ぎるトイガン化【MAGPUL MASADA ACR】

 

新し過ぎるトイガン化【MAGPUL MASADA ACR】




ななめ読みのヌルオタが語ってみる
MAGPUL PTS MASADA ACR

MAGPULさんは仕事が速い

今年のShot Show 2010で発表して、なんかもうホントに入荷したんですね。


2007年ショットショーで公開され、米軍の次期主力小銃を目したらしいですが、市場の話題に上ることはあっても、設備の規模(量産に答えられない)や実績(銃器メーカーとしての信頼)という新参らしい問題を解決できずにショーの度にブースを飾る少し前途に不安を感じる看板娘と化していたようです。

(デビューして名も広まったが、映画やドラマのような大口の契約が取れないアイドルみたいな感じ?)

性能及び機構的な難しいことは誰かが詳細にやってくれると思う(ここ大事w)ので簡単に感想を言えば、
銃器としてはAR-18とM16っぽい機構を元に、既に評価を得た昨今のトレンドを組み合わせた無難な構成で、素人目のオタ目線でいわせてもらえばデザイン的な冒険も少なく手堅い設計にみえます。

(歌も踊りもビジュアルも及第なんだけど…なんか足りない、「でもかわええ♪ 」 みたいな。)

新し過ぎるトイガン化【MAGPUL MASADA ACR】


メカフェチ的には・・・

「各種アタッチメントの組替えで様々な状況に対応、AKのマガジンも弾も使えます♪
何方でも簡単に扱えるワンタッチな銃身交換とシステム各種のモジュール化!
生活防水つきで丈夫、野外で粗雑に扱っても錆びずに壊れません」


みたいなところがギミックフェチとしては興味を惹かれます。

(ああ、なんか深夜のテレビショッピングみたいですねw)

口径はもっとも標準的な5.56×45mm NATO弾、新型弾薬として注目を浴びていた6.8mm×43SPC、AK-47で使われている7.62mm×39弾にも対応している。基本的にはマグプル社標準のプラスチック製マガジンが用意されているが、M16並びにAK-47で使われているマガジンもそのまま使えるようになっている。また、ブッシュマスター並びにレミントンにライセンスが移ったACR以降、かつてスプリングフィールドM14やFN FALで使われ、現在でも需要がある7.62×51mm NATO弾、5.56mm NATO弾が高騰して手に入り難いため、逆に需要を見込まれているAK-74の5.45×39mm弾、更に6.8mmSPCの対抗馬とも目される6.5×39mmグレンデル弾に対応するようになった。これらはバレルとロアレシーバーユニットの交換で対応する事が可能であり、特に5.56mmNATO弾と6.8mmSPC、6.5mmグレンデルなどはマガジンも共有可能であるため、バレルのみの交換で変更出来る。(Wikiより)

ということなので、トイガン版でも6mmBB弾の他に8mmも使えるようにしてくれませんか~~

(実用性とか需要とか特に無いですけど、面白いのでヾ(´▽`;)・・・マルシンも助かるし)






あさてさて、

Magpul MASADA は、「ブッシュマスターACR」と「レミントンACR」として出ることになってます。

新し過ぎるトイガン化【MAGPUL MASADA ACR】      新し過ぎるトイガン化【MAGPUL MASADA ACR】
Bushmaster ACR(民間用セミオート) と Remington ACR(軍・公的向けフルオート)





名実共に銃器メーカーとしての自社生産をマグプル産業があきらめたことで、09/01~以降、両社にライセンスを売却したわけですが、(共同開発ではある)
(ここらへんのことも面白いんですが、長くなるので次回で、(´▽`;)ゝ)
そうなると、『Magpul MASADA』というブランドというか製品は、プロジェクト名というか試作品という感じの地位に近くなるんじゃないでしょうか?

そうして考えた場合、トイガン化という選択は、

実銃としては市場に出る可能性が無くなった商品(ブランド)をトイガンとして売る。
しかも、いずれ上記両社の製品が市場で一般化する前の知名度と話題性があるうちに、
しかもトイガンと実銃というジャンル違いで購買層のブッキングも最低限と予測できる。
実銃は高くて買えないマニア、そもそも買えない国の人にも売れて話題にもなるスピンオフ。


などなど、他にもいろいろ考えられますね、アレコレw

一見、普通の業界では当たり前のような一粒で二度おいしい展開ですが、
本物は市場には出ていないという点で前回のFPGを彷彿させます。

“市場にもまだ出てない”(実銃の)これはある種のステータスにつながるかもw

イメージ戦略が上手というかスピード感とタイムリーな展開です。

なにしろ、開発したメーカーが自ら出す“本物”です。
ある意味、究極にリアルなトイガンなわけですよ、

FPGの時もそうですが、すごい時代になりましたね~~







虚空さんは専門誌とか買わない人でネットを徘徊してばかりです。
記事の信憑性は全然ありませんしグタグタ無駄に長いですが・・・

続けても良いですか?ヾ(´▽`;)






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Posted by KKDD  at 21:24 │Comments(4)トイガンアレコレ

COMMENT
だいぶ前(製造先が決まる前?)からマグプルでマルイM4用のコンバージョンキットを出すとか言ってましたが、本家で出す前に現地で採寸したのか、寸法図を入手したのか中国でマサダをエアガン化してしまったので、噂ではキットではなくVER3で意地の製品化になったようです。
Posted by いぬっころ at 2010年08月08日 23:18
いぬっころさん、ようこそ~

>中国でマサダ
「えい&けい」ですね、

そういえば、現地での採寸とか最近は簡単なんじゃないかと知人が言ってました(ミリじゃない人ですが)
 どこか一箇所の寸法とレンズのスペックがわかれば、今は良いソフトがあるそうです。
 なんか、我国も90式のときに似たようなことをしたそうで、案外頑張ってたんだな~って思いました。
Posted by 虚空弾道虚空弾道 at 2010年08月09日 15:24
はじめまして~。

マグプルPTS純正のMASADA、
衝動買いしてしまいました^^;
どうもKM企画が国内流通版に手を加えているようなので、
割と親切な日本語マニュアル付いてきました。
英語版にはPDF形式のCDマニュアルまで付いてる辺り、
「俺たちのは中華とは違うんだぜっ」
というマグプルの意地が垣間見えますw

そしてふとロアレシーバーを見た瞬間・・・、
一番目立つ部分にASGKの刻印が深々と・・・。
ASGKの配慮のなさにはいつも感服します;;

>「えい&けい」
MASADAの件でマグプルに訴訟起こされ最中に、
倒産したとかいう噂を聞きましたね~。
自分が買ったここのMASADAは内部がダメダメなのに、
並みの電動ガンと同じ性能が出てる不思議銃でしたw
(速攻パーツは国産に変えましたけどね^^;)
Posted by あへあへ at 2010年08月09日 21:53
>2010年08月09日 21:53
>あへあへ
物は売れてるから偽装倒産するんじゃないかという噂もありましたね~
Posted by いぬっころ at 2010年08月11日 00:36
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