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2009年09月14日

女給とホルスター【前編】

  

★某月某日某カフェーに立ち寄る。

この店、まだ二度目であるが既に常連面の私である。
客観的に些か滑稽な性分と思うが、研鑽すること数十年、荒れ狂う千曲川もせせらぎへと変え、汚泥も砂金へと変じると云われた我が精錬精白な理性を以てしてもどうにもならない。

どうにもならないがこれで結構楽しい。
結構楽しいからどうにもならない。
苦情は私を形作るDNAに云ってほしい。

女給がトコトコとやってきて珈琲を注いで言う。
既に接客態度が顔なじみに対するソレであり、気安さが天真爛漫に溢れている。
私も私だが、この女給もかなりのものか、


「虚空さん、虚空さん♪」


既に名前を覚えられているようだ、ちなみに私は覚えていない。


「たしか、銃器なぞがお好きなのでしょう?」

「良く覚えているね、そのとおりだよ。銃器はすこぶるお好みである。」

「では、これなぞいかがでしょう?」



女給は軽やかにクルリと回って腰を突き出した。
細い小柄な腰まわりに、ローライズのスキニージーンズがぴっちりと決まっている。
ハードなクラッシュ加工から覗く肌がいささか眩しい。





「ふにふにとして良い形だと思ふ」

「嗚呼・・・違います、違います、そこと違います。」

「コレです!コッチ!ココです!」



良く見ればふにふにとは別に西部劇でお目にかかる様な物が下がっていた。
カウンターの向こうで紳士然とした初老のマスターが笑っている。


「なるほど、これはホルスターだね。」

「ふむ、おやおや、これは本革だ、スタッズも良い感じじゃあないか」

「さうでしょう さうでしょう かわいいのです



誇らしげに女給はむんと胸を張って微笑む。


「ところで、こういうときは怒った方が良いと思うのだが、どうだろう?」

「・・・なにがですか?」



カウンターの向こうでマスターが堪らず笑い声を上げた。

釣られて私も笑う。

わけもわからないまま女給も笑う。

なんだか楽しくなってきたw

穏やかな午後のひと時である。




~~不埒なことに後編へ続く~~








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Posted by KKDD  at 00:00 │Comments(0)パーツ・アイテム・素材

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