CATEGORY:ZETA LAB Mosin Nagant M1891/44
2011年01月25日
ZETA-LAB モシン・ナガンM1891/44 改良その1
まだ持ってました。Gun&Girl的なモシン・ナガン画像w
こんな感じのストックにしたいな~と思ってます。出来るか出来ないかは別としてヾ(´▽`;)ゝ
こんな感じのストックにしたいな~と思ってます。出来るか出来ないかは別としてヾ(´▽`;)ゝ
★さてさて、
KTWの戦時モデルとはちがう戦後モデルを再現したZETA-LABのモシン・ナガンM1891/44。
ふるすちーるだし、刻印もあるし、外観の形状的考証もよく出来ており、仕上げも悪くない。
そんな、「K◎Wのコピー」というには惜しい製品ながら、
<弾詰まり>とか<HOPの傾き>なんて不具合もあったのが前回までのお話。
でもまあ、簡単に低コストに治せそうだから、やってみる!
~というのが今回からのお話です。(カスタムは自己責任でお願いします。ヾ(´▽`;)ゝ)
追記: 更新さぼってたら、<弾詰まり>に関しては対策品が出るそうです。
>(このチャンバーは給弾位置後方に溝を彫り、Oリングを設置したものです)
とのことなので、他の不具合はそのままかな?(2発給弾とかHOPとか)
とりあえず、私は直しちゃったので良いんですが、ショップさんは大変ですね~がんばって!
↑ ↑ ↑~というわけで、今回は<そんなの待ってられない&全部直したい>わがままな人向けですw
★ボルト(シリンダーユニット)の分解
シアーをレシーバーに留めている3本のネジを外してシアーを抜き、
ノズルのラバーパッドを剥がし(接着されてる)、分解用の穴にラジペンでも突っ込んでまわせばこうなります。
※シアーは参考に置いてみました。
システムはK◎W方式ですねw 各部の寸法まで同じかは調べてません。
何気に不等ピッチスプリングでした♪
★チャンバー分解
アウターバレルとの固定用のイモネジを外すとチャンバーとインナーバレルが取り外せます。
青矢印のネジ2箇所と、バレルのスペーサーらしきものを抜くと、チャンバーが外れます。
HOPパッキンはよく見る普通のタイプです。
チャンバーの加工精度は悪くないんですが、取り扱いが悪いのか少し傷が目立ちます。
★後方への弾詰まり(シリンダー側)への対策
シリンダーノズルがBB弾と同じ太さなので、チャンバー内に<弾止め>が無いZETAのモシンだと、銃を立ててコッキングしたときなんかにシリンダーとチャンバーの隙間にBB弾が落ちてきて挟まり、閉塞不良になります。
そこで、こんなものを用意しました。(画像:左)
ホームセンターや100均で家具やドアなんかの傷防止・滑り止めとして売られているクッションです。(¥100~)
今回は直径20ミリ・厚さ2ミリのものを使いました。3ミリでもいけるかもしれません。
消音化や静音化をする人は、何種類かストックしてるんじゃないでしょうか?
おもむろに、ポンチで中心に<5.6ミリ>の穴を開けました。(6ミリ以下なら可)
それを、チャンバーの後部(シリンダー側)に貼り付けて余計なはみ出し部分をカット。
(カットしなくても良いかも)
↓↓↓穴の直径は6ミリ以下なので、これでノズルは通っても6mmBB弾は通りませんの図。
↑↑↑貼り付けたクッションには伸縮性があるので、ノズルの方は押し込めば入ります。
もともと、シリンダーとチャンバーの間には、ピストンの打撃が直接伝わらないように隙間が設けてありますが、このクッションのおかげで、もう少しくらいは余計に軽減されるかもしれない一人二役の機能。
★弾ポロ対策
そもそも、ノズルが後方に抜けるだけでBB弾が動いてしまうのが問題です。
いまどきのチャンバーにはBB弾を保持する凹みがあるんですが、ZATAにはそれが無いのでちょっとの衝撃で弾が動いてしまいます。
(給弾ルートを開けたときに付いたささやかな段差でかろうじて止まっている)
なので、保持の為の凹みを作りましょう♪
↓の先にリューターで丸く凹みを彫るだけです。
ちょっと、写真では見づらいので図にしてみました。↓ ↓ ↓
左がバレル方向、右がシリンダー側です。
緑がBB弾、黒いのがHOPパッキン、黄色がシリンダーノズル、
オレンジが脱落(逆流?)防止に貼ったクッションパッキン。
とりあえず、これで現状は銃を立ててガチャガチャとコッキングしても弾は落ちてきません。
余分なスペースがあるので、2発装填の危険はありますが、キチンと凹みで保持されているようで、
いまのところ起こってません。
★斜めHOPの改善
前回の最後に画像を載せましたが(再掲載:左側)、
HOP調整用のイモネジが斜めになってます。
設計というより、工場の加工段階で何かがあったんじゃないかと、(程度は固体差がありそう)
ネジの角がなんとか中心にきてるので、わりと真っ直ぐ飛びますがHOPが効いてくる距離になると右上にスライスするというツンデレw
画像:右 判りやすいようにHOPパッキンを着けて、めいっぱいネジを閉めこんでみました。
右側に寄っているのがわかるでしょうか?
ネジ穴を修正しても良いんですが、とりあえず今回はお手軽に直したいのと、
せっかくなので、この旧式HOPを少しは現代風にしたいと思います。
~というわけで、
ストックしていたジャンクパーツのシリンダーから、こんな感じにノズル先端を切り出します。
やっぱり写真では解り難いものしか撮れなかったので、図にしてみました。↓ ↓ ↓
赤い部分が今回作ったパーツ。
マルイのG26、VSR10 G-SPEC、なんかに使われているHOP方式を真似てみました。
HOPを押す部分に凹みを付けて、3点保持になるようにという工夫。
ついでに、このパーツを介することで斜めに出てくるネジでも均等に力が掛かるかもという希望的観測。
~そんなこんなで、改良後!↓ ↓ ↓
(BB弾もセットした状態で撮れば良かったですね・・・汗)
・・・いいんじゃないか?ヾ(´▽`;)ゝだれかほめて
とりあえず、ノーマル状態よりは、かなりに改善されました。
追加したパーツのぶん、HOPパッキンが少し押されるので最初から<弱HOP>になってますが、
ノンHOP状態で使うことも無いのでとりあえずこのままでw
(削ってパーツ分の逃げ加工すれば、ノンHOPにも)
さてさて、長くなったので、次回は改良とカスタム後編~
新作はM1891/30?(ZETA-LAB モシン・ナガン)
ZETA モシン・ナガン 改良型チャンバーとか
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素晴らしいです! 才才-!!w(゚o゚*)w
おっしゃるようにその場所にOリングが入っているんです。これはメーカーが製作時に加工しないとほとんど無理な話なんで、大変過ぎるのであきらめて、対策チャンバーの入荷をを待ちますw
HOPの不具合とか2発給弾はそれが起こった固体はうちなりに対策してるので大丈夫です。でも、虚空弾道さんのネジはかなりの外れだったんすね・・・ 自分もここまでヒドイのは見たことがなかったですw
がんばってくださ~い!
なにはともあれ、ZETAのモシンは気に入ってますw ホント♪
ミソはつきましたが、メーカーさんの経験値次第の気がするのでこれからの製品が楽しみです♪
それにしても、ご商売とはいえ手間をかけてらっしゃいますね、素晴らしいです!
良い物だとなれば、気が急いても待てる人は多いと思うので、どうぞご無理の無いように末永く続けてください~。
>Oリング設置
私は溝だけ掘る特殊刃物なんて持って無いので(当たり前かw)
自分でやるなら、後方のノズル通路を弾の直前までOリングサイズに拡大してから、Oリングのスペースを残すようにカラーを圧入する方法なんですが、
私もめんどくさい(芯出しとか)のでやめましたwww
まあ、保持さえできてあとは後方に弾ポロしなければ、最悪2発装填くらいかな~と(汗)
それにしても、確かに<ハズレ>を引いちゃいましたw
ひさしぶりにこんなHOPネジ見ましたですw
でもまあ、実射性能以外は十二分に満足してます♪
とりあえず、今回の改良で10mでボス缶外さないくらいになったので、
あとは少し静音化して一休みしたいと思います。ヾ(´▽`;)ゝ