＜銃的絶対領域＞の攻防！

すぐ近くに置きながら、平素はご無沙汰を重ねまことに申し訳なく存じております。

保管と称して長らく押入れの奥に追いやってしまいご無礼致しました。

中は狭くありませんでしたでしょうか？

湿気は襲いませんでしたでしょうか？

カビは・・・大丈夫ですよね？

久方ぶりにお会いしたお姿は、ほぼ変わらぬ往時の面影を留めており、

所作もスムーズでホッと致しました。

それでも少し退色したように見受けられましたので、

積年の埃を払い、化粧代りにブルーイングなどやり直してみました。



★分解後に洗浄、#1000~2000番で表面を研磨して洗浄脱脂、木棒・スプーン等で圧廷してからバーチウッドのアルミブラックでリブルーしております。



★まことに勝手ながら、バレル～フレーム間の上部は反射防止の為に、マッドブラックに塗装しておきました。塗料はインディのダークパーカーです。

★作動調整
③のシリンダーバンドを押すセフティーコネクターの板バネが長期保存でヘタっていたらしく、銃を上に向けるとシリンダーの回転不良が起こりましたので、
④の板バネを適正な形へ。

①の部分が盛り上がってシリンダーと接触していたので少し研磨。（キズ防止）

②のシリンダーボルトは角を気持ち落としています。（キズ防止）





★メダリオンも少し磨いて、立体感を出してみました。
グリップは実銃用パックマイヤー製ラバーグリップが現在のモデルでも標準ですね、
ブラックラバーの質感がオールブラックの本体と相まってなかなかです。

“黒”というのも不思議な色です。