CATEGORY:脱線話
2007年09月16日
巷説百物語~「新築寮の怪音」?~
ちょほいとゴタゴタしておりまして、お久しぶりです「(^^; )
前回ちょっと触れた「新築寮の怪音」 続きでございます。
ちょっと時期外れでミリブロ的話題でも無いのですが、ご容赦下さい。ぺこ <(_ _)>
さてさて、甘言に乗せられて、
一晩お邪魔してみたら、「なんか出なかった?」と聞かれたのは前回の通り、
(オイ!外注さんで人体実験かい?(ノ`△´)ノ)
・・・で、そんなことやらかしてくれる人は“喋りたい人”なわけで、
ポロポロと聞いてみましたですよ。
★怪音
新築後二月程で「ウォーター・ハンマー」がうるさい、と苦情があったそうです。
※水道の蛇口を急に閉めると聞こえる「ゴン!」ってアレ、
でも、「ごん、ごん、ごん」と聞こえるんだそうで、
業者に聞いても「そんな感じには鳴らないでしょう」とのことで、最初は何かの共振だと思ってたそうです。
そのうち、聞こえるのは「とある階のみ」であることが解り、
そうなると関係者には「思い当たる節」がありました。
★ことの起こり
昨年のお盆過ぎ、新築一月後ぐらい、
それは一本の電話から、始まりました。
「娘が予定を三日過ぎても帰って来ない」
「連絡も無いし、携帯にも出ない」
そう電話してきたのはAさんの両親。
夏季休業中も仕事のあったAさんは休業明けと共に休みに入る予定になっており、会社でも当然帰省したものと思っていました。
心配した会社からの連絡にも出る気配も無く、寮の部屋にいる気配も無かったそうです。
翌日、両親が届けを出した警察から、
「一応、部屋の中も見て下さい」
と言われて今度は立ち入ってみることに、
上司・寮長・女子社員以下で鍵を開け、
ドアを開けた瞬間・・・・・・・
・・・臭ったそうです。
熱気と共にそれはもうスゴイのが・・・
荒れた部屋の中には、頭部をスッポリと
“黒い物で覆われた彼女の死体”
★黒い物
この会社、特殊な容器なんかを作っているのですが、その製品の一つでワンタッチで巾着を締めるように密閉されるのが特徴。
便利なのでキズ物を社員が良く持ち帰って使っていたそうです。
(鰭崎英朋 『蚊帳の前の幽霊』 )
★警察の見解
仕事を終え、帰省を控えたAさんはその夜荷造りをしていたと思われます。
そして、恐らくは些細な好奇心から容器を被ってみたものと推察されました。
その後、何らかの不注意で容器の口が閉ってしまい、
この容器の「一度完全に閉めないと再度開かない」という構造のせいで、
「視界を遮られ、首を締め上げられる」状態に陥ったようです。
丈夫な容器は素手で割れる物ではなく、視界は真っ暗、
パニック状態の彼女は文字通り転げ回るばかりで、僅か数歩の出口も見つけられません。
次第に薄れ行く意識の中で、彼女は最後の時まであがきました、
(指も首も傷付き破れ、血まみれ)
傍の壁には点々と残っていたそうです。・・・「赤い打痕」が・・・
★もう<怪音>の正体が解りましたか?
ちなみに、「ごん、ごん、ごん」 まあ確かに聞こえましたよ。
遠いのか近いのか、時々ふと気付くと響いてました。
でも・・・、事情を知らなきゃそれっきり、モウシワケナイ(シ_ _)シ
最後に担当者の言葉
「助けて!私はここにいるよ!ってことなんだろうな」
だそうです。
前回ちょっと触れた「新築寮の怪音」 続きでございます。
ちょっと時期外れでミリブロ的話題でも無いのですが、ご容赦下さい。ぺこ <(_ _)>
さてさて、甘言に乗せられて、
一晩お邪魔してみたら、「なんか出なかった?」と聞かれたのは前回の通り、
(オイ!外注さんで人体実験かい?(ノ`△´)ノ)
・・・で、そんなことやらかしてくれる人は“喋りたい人”なわけで、
ポロポロと聞いてみましたですよ。
★怪音
新築後二月程で「ウォーター・ハンマー」がうるさい、と苦情があったそうです。
※水道の蛇口を急に閉めると聞こえる「ゴン!」ってアレ、
でも、「ごん、ごん、ごん」と聞こえるんだそうで、
業者に聞いても「そんな感じには鳴らないでしょう」とのことで、最初は何かの共振だと思ってたそうです。
そのうち、聞こえるのは「とある階のみ」であることが解り、
そうなると関係者には「思い当たる節」がありました。
★ことの起こり
昨年のお盆過ぎ、新築一月後ぐらい、
それは一本の電話から、始まりました。
「娘が予定を三日過ぎても帰って来ない」
「連絡も無いし、携帯にも出ない」
そう電話してきたのはAさんの両親。
夏季休業中も仕事のあったAさんは休業明けと共に休みに入る予定になっており、会社でも当然帰省したものと思っていました。
心配した会社からの連絡にも出る気配も無く、寮の部屋にいる気配も無かったそうです。
翌日、両親が届けを出した警察から、
「一応、部屋の中も見て下さい」
と言われて今度は立ち入ってみることに、
上司・寮長・女子社員以下で鍵を開け、
ドアを開けた瞬間・・・・・・・
・・・臭ったそうです。
熱気と共にそれはもうスゴイのが・・・
荒れた部屋の中には、頭部をスッポリと
“黒い物で覆われた彼女の死体”
★黒い物
この会社、特殊な容器なんかを作っているのですが、その製品の一つでワンタッチで巾着を締めるように密閉されるのが特徴。
便利なのでキズ物を社員が良く持ち帰って使っていたそうです。
(鰭崎英朋 『蚊帳の前の幽霊』 )
★警察の見解
仕事を終え、帰省を控えたAさんはその夜荷造りをしていたと思われます。
そして、恐らくは些細な好奇心から容器を被ってみたものと推察されました。
その後、何らかの不注意で容器の口が閉ってしまい、
この容器の「一度完全に閉めないと再度開かない」という構造のせいで、
「視界を遮られ、首を締め上げられる」状態に陥ったようです。
丈夫な容器は素手で割れる物ではなく、視界は真っ暗、
パニック状態の彼女は文字通り転げ回るばかりで、僅か数歩の出口も見つけられません。
次第に薄れ行く意識の中で、彼女は最後の時まであがきました、
(指も首も傷付き破れ、血まみれ)
傍の壁には点々と残っていたそうです。・・・「赤い打痕」が・・・
★もう<怪音>の正体が解りましたか?
ちなみに、「ごん、ごん、ごん」 まあ確かに聞こえましたよ。
遠いのか近いのか、時々ふと気付くと響いてました。
でも・・・、事情を知らなきゃそれっきり、モウシワケナイ(シ_ _)シ
最後に担当者の言葉
「助けて!私はここにいるよ!ってことなんだろうな」
だそうです。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
少々時期外れでも背筋がゾ~ットして来ます。
よくもまーそんな曰く付きの所へ泊める方の気も知れませんネ。
何事(実害)も無くて幸いでしたが、音以外の者が出たら・・・失神ものですヨ。
念の為、お祓いをした方がい・い・の・では~~ mm(*_*)mm;;;
まあ、見えちゃっても困るんですけど、相手次第かな?
「呪怨」と「富江」は困るけど・・・貞子ぐらいなら(笑)
「嗤う伊右衛門」の小雪は歓迎します!
>ichiro5さん
なんていうか、ウチの小学校はベタなことに、
「すぐ裏が墓地」
・・・でして、皆の遊び場でもありました(;^ω^A
なので、怖いことは怖いんですが妙な親近感もあります。
「仏さんも元は人間、怖がったら傷付く、」
とは菩提寺の住職の言葉ですが、自分が化けた時に祓われちゃっても嫌だと思うしw
そっとしときます(^ ^;)ゞ